平成21年度講習会の実施報告

 平成22年4月11日(日)、『介護予防と口腔機能向上における歯科衛生士の役割~摂食・嚥下に関する基礎知識、障害に応じた口腔ケア(清掃方法、リハビリ訓練等)~』というテーマで、戸原玄先生にご講義いただきました。

 近年、介護保険の改正が行われ、歯科衛生士も口腔ケアなどの訪問歯科に携わる機会も多くなってまいりました。現在、TDH3年制カリキュラムでは摂食・嚥下や介護に関する授業も多く取り入れられておりますが、24回生までの2年制カリキュラムでは学ぶ機会の少なかったのが現状です。そこで、今回、摂食・嚥下について深く学んでいこうという声が持ち上がり、現在、TDH2年生の「口腔リハビリテーション論」でご講義いただいている戸原玄先生に講師をお願いしましたところ快くお引き受けいただきました。  日頃の訪問診療でも、内視鏡を携帯されていらっしゃる戸原先生は、講義の中でも様々な症例をお話しくださり、大変興味深かったです。また、「やはり実物を見ているのと見ていないというのは違う」という戸原先生のお心遣いのもと、沢山の映像と内視鏡検査の生検査デモンストレーションを用意くださいました。リアルに観察する咽頭・喉頭の動きと共に戸原先生の具体的な解説に参加者の方々は身を乗り出して注目されておりました。
 この分野(器官や食道)は、口腔から繋がる部位ではありますが、歯科衛生士としてどこまでアプローチして良いのだろうか・・・・・と迷う部分が多くありました。しかし、今回の講習会を受講し、戸原先生の『患者さんやそのご家族は何を食べて良くて、何を食べてはいけないのかを知らない』『続ける事で効果が出る』という言葉に、患者さんのためにもっと勉強を重ね経験を積み、患者さんにアプローチ出来る知識や技術を身につけていきたいと強く感じました。

(24回生 SI)

 今後も藤紫会では講習会や研修会等の企画を行なっていきたいと思いますので、ご意見などがございましたらお寄せください。

【講習会に関するお問い合わせ】

TDH 東京歯科衛生専門学校 藤紫会
〒114-0023 東京都北区滝野川1-75-16
TEL:03-3910-7211 FAX:03-3949-6553