平成22年度講習会の実施報告

 平成23年1月30日(日)、『介護の基本』というテーマで講習会を開催いたしました。
TDHの現行カリキュラムでは摂食・嚥下や介護に関する授業や実習が多く取り入れられております。  そこで、藤紫会では昨年度の戸原玄先生「摂食・嚥下」の講習会に続き、TDH2年生の授業「介護の基本」でご教授いただいております佐々木匡先生に「介護保険制度の概要」「共感的理解」「トランスファー基礎(実習)」をご講演いただきました。
佐々木先生は、体育大学と鍼灸師の学校を卒業後、高齢者施設にも勤務され、社会福祉士の資格も習得されていらっしゃいます。また、レクリエーション協会にも所属し、多方面でご活躍されていらっしゃいます。TDHでも「介護の基本」のほか、1年生「レクリエーション論」もご担当いただいております。

 介護保険制度の講義では、先生のご経験を基に様々なエピソードを交えながら各施設の特徴や利用者様の様子、介護するうえでのポイントなどをわかりやすくご説明いただきました。さらに演習を交えながら共感的理解について学びました。

 共感とは・・・・・他人と同じ考え(感情)になること(広辞苑より) 
「ありのままのその人」を理解すること。
つまり、傾聴などを通して、相手を理解し、「相手とともにいる」状態を築くこと。

 「相手の立場に立って」「相手の気持ちを考える」とよく言いますが、相手に寄り添って「ありのままのその人」を理解することの難しさと大切さを改めて実感いたしました。参加者の皆さまからも「意思疎通の大切さ難しさを毎日の診療でも意識して会話をしたい」「伝えることの難しさを改めて感じた」「人として、その人らしくを頭に置いていきたい」「思いやりのある話し方を学んで感激した」などの感想をいただきました。  「トランスファー基礎」の実習では介護される側、する側ともに無理のない方法を学びました。

 今回は、他職種の方のご講演となりました。歯科医師、歯科衛生士とは違った目線からのお話を拝聴し、たくさんの刺激をいただきました。藤紫会では今後も多岐に渡る講習会を企画運営し、会員の皆さまには視野を広げていただき、TDH卒業生として多方面でご活躍いただきたいと心より願っております。

(12回生 MS)

 今後も藤紫会では講習会や研修会等の企画を行なっていきたいと思いますので、ご意見などがございましたらお寄せください。

【講習会に関するお問い合わせ】

TDH 東京歯科衛生専門学校 藤紫会
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