平成22年度講習会のご案内

※講習会は終了いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

平成22年度の講習会は、下記の通りです。実施報告につきましては、こちらをご覧ください。

『介護の基本』

　２００７年４月より３年制に移行しました東京歯科衛生専門学校も今春には、初めての卒業生（２５回生）を社会に送り出すことができました。３年制移行に伴い、東京歯科衛生専門学校もカリキュラムの見直しが行われ、社会のニーズと介護保険制度改正などを受け、現行のカリキュラムでは摂食・嚥下や介護に関する授業や実習も多く取り入れられております。
そこで、藤紫会では、昨年度の「口腔リハビリテーション論（摂食・嚥下）」講習会に続き、２年生の授業「介護の基本」でご教授いただいております佐々木匡先生より介護保険制度の概要と共感的理解についてご講演いただきます。また、トランスファーの基礎もご指導いただきます。

　共感とは・・・他人と同じような感情（考え）になること。（広辞苑より）

　「自分のことは自分でしたい」

　健康な人にとっては当たり前のように思えることですが、それは人間にとっての誇り（尊厳）であり幸せです。介助を必要とされている方の「できること」「できないこと」「時間をかけて努力すればできそうなこと」「できるのにやろうとしないこと」などを見極め、「できることをすこしずつ増やしていく」ことが大切です。介助を必要とされている方が年長の場合は人生の先輩であり、尊重と敬意を忘れてはいけません。相応しい関係は「一緒にやりませんか」という対等の「共感の姿勢」が大切です。

【講習会に関するお問い合わせ】